2006年 06月 17日

盲導犬はかわいそう?

ハッピー! (1)
波間 信子 / 講談社



相変わらず貸し本屋さんに通い続けているちょこママです。
↑店員さんに薦められ借りた盲導犬と事故で失明した女性のお話【ハッピー!】です。
読んだ事がある方もいらっしゃると思いますが。
犬もそれほど好きではなく、まして犬に連れられて歩くなんてと思っていた主人公が
盲導犬ハッピーと風を切って歩き出し、時に悩み苦しみそして幸せになるというお話なのです。
実話なのか、実話を参考にしているのかは分かりませんが・・・。
これを読んで今までワタシが抱いていた盲導犬へのイメージがすっかり変わり、それまでの考えが恥かしくもなったのです。

これから書く事はワタシの個人的な考えでそれに関する非難を承知で書き進めます。

「盲導犬」(介助犬や聴導犬などのガイドドッグ全て)に対して「かわいそう」と思っていました。
何度も主人が変わる、働けなくなるまで酷使される、家庭犬のように遊ぶこともできない、と。
テレビや本で見たり読んだりしましたが、感情はいつも「かわいそう」だけだった。
実際に盲導犬を連れている人を見た事がなかったし、ワタシが見たテレビや本はいつも客観的過ぎたからかも知れません。
リタイヤした子ばかりをピックアップしたものや、悲しい物語ばかりだったから。
マンガ本でここまで考えを改めさせられるとは思ってもいなかった。

ガイドドッグがどれほど必要か、それは解っているつもりです。
どれだけたくさんの人の苦労と努力、そして費用がかかっているのかも。
ただ、表面的なところだけを見て全て解ったつもりでいて、どこかで「他人事」と思っていました。

ワタシと同じように可哀相だと思う人もいるでしょう。
一生懸命、危険を回避し、神経を張り詰め命を削ってガイドしている、そう思っていました。
でも、実際は?
しっぽを振りながら活き活きした瞳で自信に満ち「仕事」しているのです。
ハーネスをしている時は「仕事」、だけどとっても楽しくて嬉しい「仕事」。
人間が考える仕事とは盲導犬にとっては違うように思う。
ユーザーさんと共に歩く事が幸せなのだと言う事。

盲導犬に選ばれる犬種と暮らしているワタシは何の苦労もなく育ったちょこを見て増して可哀相だと思い込んでいました。
募金しただけで満足していた自分が恥かしい。
何一つ解っていなかったのに・・・・。

このお話を読んで目の見えない人の気持ち、見えない恐怖を少しだけかもしれないけど
ワタシなりに理解できたと思う。
一番変わったのは「かわいそう」と思わなくなった事。
家庭犬(うちのワン達)よりももっともっと濃い充実した日々を過ごすガイドドッグは
ずっと幸せなのかも知れないとさえ思うようになった。

結局、何が言いたいか?ですよね。
ワタシと同じように犬が利用されてかわいそうだと思っている人にぜひ読んでもらいたい。
このマンガ本じゃなくてもいい、もっとよく知って欲しい、そう思うのです。
つい数日前まで浅い考えだったワタシが偉そうに綴ってしまいました。ゴメンナサイ。
どんな非難もご感想も受け止めます。
皆様のガイドドッグについての考えをお聞かせ下さい。

皆様の意見を聞いてワタシの心の引き出しが増えたらいいな、そう思い書きました。
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by love-labdal | 2006-06-17 02:01 | ちょこママのひとり言


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